九州工業大学 大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 堀尾 恵一 教授

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行動から心を読み解く

30分のミニ講義を聴講しよう! 行動・データ解析で個々の特性を知ろう

これまで画一的なものが多かった教育やマーケティングなどは、現在では個々に合わせた対応が望まれてきています。そのためには、集団と個をそれぞれ適切に評価・解析する必要があります。ヒトを測り、知り、変えていくための人工知能の技術を紹介します。

先生からのメッセージ

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高校時代はさまざまなことに興味を持って、将来の間口を広げてほしいと思います。私が研究している知的ロボット、知的なエージェントの開発も、工学的なもの作りの知識だけではうまくいきません。例えば、心理学や脳の仕組みを明らかにする神経生理学の知識も役に立ちます。そのような知見が人間に近いロボット開発には必要だからです。機械は以前に比べ身近な存在になっています。しかし、豊かな人間生活のためには、まだまだ多くの課題があります。機械を意識せずに人間・機械が共存できるシステムを実現できればと考えています。

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夢ナビ講義も読んでみよう 人間に近い知的ロボットを開発するために必要なこと

知的ロボットを開発するための3つの技術 知的ロボットを開発するには、次の3つの技術が必要です。まず、カメラやマイクなどで外界を認識・理解するための技術、次にそれらの情報から必要なものだけを抽出し記憶する技術、そして蓄積された情報を基に意思決定を行う技術です。ところがロボット開発はまだまだ発展途上で、外界認識ひとつをとっても多くの難題が潜んでいます。例えば、カメラに自動車が映った時にそれを「自動車」だと認識するためには、その形をあらかじめコンピュータに登録しておく必要があります。自動車の形は車種や製品によってさまざまです。しかも、カメラに映る自動車の形はカメラの位置によって数えきれないほどの種類があります。それらを登録するのは、いくらコンピュータの処理能力が高速になり膨大な情報を記憶できるといっても、決して容易なことではありません。 人間の認識方法を取り入れる ここで、人間はどのようにして自動車の形を認識しているのかを考えてみると、ボディやタイヤ、フロントガラスなどのパーツの位置関係をとらえています。そこで、それらの位置関係を抽出して、コンピュータに登録すれば、カメラの位置が変わっても少ない情報で自動車だと認識できるようになります。人間のような、モノのとらえ方の特徴を理解する方法を取り入れれば、より賢いロボットの開発が可能です。 課題は満載。そこに楽しみがある ただ、カメラの映像からものの境界線やエッジなど特徴的な部分をとらえることができなければ、パーツを抽出することはできません。今のところは、認識できる対象は限られています。また、日常世界ではさらに難題があります。自動車の前に人が立っている場合など、複数のものが重なって見える場合、また対象が動いている場合はどうするか? 逆に自分が動いている場合、相手をどう認識するか? ロボット開発にはこれらの課題を1つひとつ乗り越えていく楽しみがあるのです。

先生からのメッセージ

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高校時代はさまざまなことに興味を持って、将来の間口を広げてほしいと思います。私が研究している知的ロボット、知的なエージェントの開発も、工学的なもの作りの知識だけではうまくいきません。例えば、心理学や脳の仕組みを明らかにする神経生理学の知識も役に立ちます。そのような知見が人間に近いロボット開発には必要だからです。機械は以前に比べ身近な存在になっています。しかし、豊かな人間生活のためには、まだまだ多くの課題があります。機械を意識せずに人間・機械が共存できるシステムを実現できればと考えています。

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