30分のミニ講義を聴講しよう!地域資源を活用した地域振興・まちづくり

人口減少、少子高齢化が進む我が国で地域の生き残りをかけた地方創生が模索されています。地元地域の持続的発展のために地域資源を活用した地域振興策、まちづくりについて近年の事例を挙げて解説します。地域づくりにはロマンがあります。

木の葉でビジネス?地域産業のモデルケース
モノではなく涼しさで勝負
6次産業が地方を支える
地域資源を活用した地域振興・まちづくり
受講した高校生のコメント

先生からのメッセージ

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道路や建築物などの設計図面を書き起こすこともある「都市計画」は、これまで土木工学・建築学系の学部で学ぶのが一般的でした。しかし、「まちづくり」や「村おこし」について総合的に研究するには、地理などの社会科系科目や、経営・経済の知識が非常に重要です。 そのため、宮崎大学をはじめ、各地の大学に、文系科目として都市計画を学ぶ学部・学科が創設されています。もしもあなたが「都市計画には興味があるけど、理系科目が苦手だから無理かな?」と心配しているのなら、ぜひ文系で受験できる都市計画の学部を探してみてください。

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夢ナビ講義も読んでみようまちづくり・村おこしを総合的に研究する学問がある!

地域の「これから」を総合的に考える学問少子高齢化と人口減少が、社会問題になっています。仕事や暮らしの舞台である「まち」を持続させるためには、さまざまな「地域資源」を総合的に検討し、持続的な発展を実現できるまちづくりや村おこしの取り組みが必要です。そのためには、十分な「実現可能性調査(FS:Feasibility Study)」を行い、公共事業としての投資効果が得られるかどうかを見極める必要があります。そうした手法について研究するのが、「地域経営学」「都市計画」などの学問分野です。増え続ける「道の駅」1991年から社会実験が始められ、1993年に全国に103カ所が開設された「道の駅」は、人気の高まりにともない、2017年4月時点で1117カ所に増えています。円滑な交通を支える休憩場所としての機能、情報発信機能、地域連携機能を併せ持つ、「地域とともにつくる個性豊かなにぎわいの場」としてスタートした道の駅は、近年は、24時間利用可能なトイレや駐車場を備えた公共施設として、災害時の避難場所や食料支援など、「防災機能」も発揮しています。地域企業とのコラボなど、新たな手法も必要に全国で最初に社会実験が開始された、「道の駅ゆとりパークたまがわ」(山口県萩市)の場合、地域の人々から「道の駅ができていなかったら、まちは存続しなかったかも」と、評価されています。田万川エリアは、県内屈指の果物生産地ですが、道の駅のおかげで販売量が伸びたほか、売れ残った果物は、ジュースなど加工品として販売できるようになりました。当然、雇用拡大にもつながっています。 高齢化地域における「買い物難民」対策として、各地の道の駅には今後、食料品や日用品の宅配を行う機能なども期待されています。それを実現させるには、地元企業の「CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)」とのコラボなど、新たな手法を検討しなければならないでしょう。

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道路や建築物などの設計図面を書き起こすこともある「都市計画」は、これまで土木工学・建築学系の学部で学ぶのが一般的でした。しかし、「まちづくり」や「村おこし」について総合的に研究するには、地理などの社会科系科目や、経営・経済の知識が非常に重要です。 そのため、宮崎大学をはじめ、各地の大学に、文系科目として都市計画を学ぶ学部・学科が創設されています。もしもあなたが「都市計画には興味があるけど、理系科目が苦手だから無理かな?」と心配しているのなら、ぜひ文系で受験できる都市計画の学部を探してみてください。

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