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住空間デザインは工学部など理系の分野だと思われがちですが、理系の素養だけでは不十分で、小説を読んだり、映画を見たり、人と話すといった文化的な活動が生きてくる分野です。むしろ理系と文系の中間にある分野だと言えるでしょう。もちろんまんべんなく学ぶことは重要ですが、「自分は文系だから」といってあきらめないでください。むしろこれからはますます文系寄りの発想が求められている分野なのです。また、もの作りに対する不安がある人も大丈夫。根気よくトレーニングを続けていくことできっと解消されていくことでしょう。

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夢ナビ講義も読んでみよう居心地のよい空間を作り出す住空間デザインの世界

居心地のよい空間とは人間は、居心地のよい場所を自然と求めるものです。それを意識的に見つめ直し、もっと心地よく、さらに快適で健康に過ごせ、かつ安全で自分にふさわしい場所を作るのが住空間デザイン(インテリアデザイン)です。 住空間デザインを学ぶには、まず「自分はどういう場所を居心地よく感じるのか」を深く考えることから始まります。それを考えるには、さらに「自分にとっていい暮らしとは何か」を考え、あなた自身が暮らしを楽しむところからスタートしなくてはなりません。あなたの現在の部屋も、「本当はこうしたい」という理想の姿があるはずです。そのイメージを膨らませるには、普段の経験の豊かさがものを言います。「正解」は個性の数だけあるからおもしろい実際に、ある部屋をデザインする場合を考えましょう。部屋というものは、間取りが同じでも建物の場所や周囲の環境によって、同じ部屋というものは二つとありません。また、デザインを依頼してくる顧客もそれぞれ違う人で、要望は各人各様です。デザイナーは顧客に言われたことを形にするだけではなく、会話の中で引っかかった言葉やその背景を探ることが求められます。この密な対話を積み重ねて計画を練ることを「エスキース」と言います。 そうして受け止めたアイデアをデザイナーが具体的な形や色、素材に置き換えるわけですが、デザイナーも個性のある人間です。デザイナーの数だけアイデアがあります。こうして、顧客とデザイナーの個性がぶつかって生まれる最適解が住空間デザインです。「正解」は無限にあるのです。ますます重要性を増す住空間デザイン日本の建築は古くなると壊して建て直すというやり方が主流でしたが、近年はなるべく建物を長く使うように意識が変わってきました。それにともなって、住空間デザインの重要性はますます増していくと考えられます。住空間デザイナーの活躍の場も設計事務所だけでなく、一般の人とメーカーなどの専門家の中間に立って橋渡しをする「翻訳家」のような役割が求められていくと考えられています。

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住空間デザインは工学部など理系の分野だと思われがちですが、理系の素養だけでは不十分で、小説を読んだり、映画を見たり、人と話すといった文化的な活動が生きてくる分野です。むしろ理系と文系の中間にある分野だと言えるでしょう。もちろんまんべんなく学ぶことは重要ですが、「自分は文系だから」といってあきらめないでください。むしろこれからはますます文系寄りの発想が求められている分野なのです。また、もの作りに対する不安がある人も大丈夫。根気よくトレーニングを続けていくことできっと解消されていくことでしょう。

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