東京海洋大学 海洋資源環境学部 海洋資源エネルギー学科 中東 和夫 准教授

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海底地震観測で見えるもの

30分のミニ講義を聴講しよう! 海底地震観測で見えるもの

「地震学」というと地震そのものを対象とした研究を思い浮かべると思います。しかし、地震観測データには地下構造を知るための情報も含まれています。地球表面の7割を覆う海域での地震観測から明らかになってきた地球内部の構造についてお話しします。

先生からのメッセージ

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地球内部での諸現象は、日々変化しており、まだまだ未知のことも多く、これからもどんどん調べていかなければなりません。教科書や本で学ぶことも大切ですが、東京海洋大学では海に出て調査・研究を行う機会が多いので、肌で「地球を感じる」経験ができます。
船の上ではほかの大学や関係機関との共同作業となりますので、協調性が必要です。また、急な天候変化で予定変更を余儀なくされることも多く、状況判断や臨機応変に対応する力も問われます。このような経験は社会に出た後に必ず生かされるはずです。

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夢ナビ講義も読んでみよう 海から地球をのぞいてみよう! 地震波で地球内部の構造を探る

地震発生のメカニズムを明らかに 日本周辺の海域では巨大な地震がたびたび発生し、深刻な被害を与えています。残念ながら地震は止められませんが、地震発生のメカニズムや揺れの特性などを明らかにできれば、被害の抑止につながるでしょう。そのためには、地球の内部構造がどうなっているかを知ることが重要です。地球の表面は約7割が海水に覆われているため、海底下での調査も欠かせません。しかし、海底を深く掘って内部構造を調べることは不可能です。そのため、地震波の伝わり方で内部構造を探る方法が採られています。 人工的に地震波を起こして調査する 例えば、地下構造の固いところは地震波が速く伝わり、逆に軟らかいところはゆっくり伝わります。この伝わり方の違いを調べることで、地下構造を知る手掛かりが得られます。しかし、自然地震はいつ発生するかわからず、また、発生場所もわかりません。そのため自然地震だけではなく、人工的に地震波と同じ衝撃波を海中で起こし、その振動がどのように伝わっていくかを観測し、地下構造を調べることもあります。
海底では電源・電波を使えず、海水の高い圧力に耐える必要もあるので、特別な観測機器が必要になります。このような観測機器の開発や改良も進められています。
海の水が将来なくなる? 地球の内部構造については解明されていないことがたくさんあります。近年の研究では、地震の発生に水が関係しているのではないか、ということがわかってきました。これは、プレートが沈み込むときに海水も取り込んでしまうため、水の影響で地下の構造が変質した場所で地震が発生しやすくなっている、というものです。このような地球内部への海水の取り込みは、これまでの予想より速いペースで進んでいるという調査結果もあり、海の水は6億年後にはなくなってしまうかもしれない、という予測も出されています。
地球の内部構造を知り、過去から現在まで地球がどのような変化を遂げてきたのかを明らかにすることは、地球の将来を考えるうえで重要なヒントになるのです。

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地球内部での諸現象は、日々変化しており、まだまだ未知のことも多く、これからもどんどん調べていかなければなりません。教科書や本で学ぶことも大切ですが、東京海洋大学では海に出て調査・研究を行う機会が多いので、肌で「地球を感じる」経験ができます。
船の上ではほかの大学や関係機関との共同作業となりますので、協調性が必要です。また、急な天候変化で予定変更を余儀なくされることも多く、状況判断や臨機応変に対応する力も問われます。このような経験は社会に出た後に必ず生かされるはずです。

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