私が経済学に惹かれた理由は、国や地域に縛られることなく、普遍的に人や社会について考えられると思ったからです。しかし、学びを進める中で、普遍性という概念は、国や地域による違いに目を向けることによってこそ、意味付けを与えられるのではないかと考えるようになっていました。
大学で4年間かけて何かを身につけようとした経験が、あなたの大学卒業後における人生のふとした瞬間によみがえり、何らかの指針となってくれることも少なくないでしょう。自分の問題意識を磨いていくようなつもりで学んでいってみてはどうでしょうか。