群馬大学 理工学部 環境創生理工学科 板橋 英之 教授

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木のゴミで世界を救う
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30分のミニ講義を聴講しよう! 木のゴミが世界を救う

木のゴミを原料に、二酸化炭素を固定化できるブロックと、カドミウムを固定化できる土壌改良材の開発に成功しました。ブロックが地球温暖化問題の完全解決に、土壌改良材が発展途上国の食糧問題の解決につながることを事例を用いて解説します。

先生からのメッセージ

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私は環境創生理工学科で、持続可能な資源や環境に配慮する技術を研究しています。具体的には環境分析や環境の浄化技術をはじめ、地球温暖化対策として、未利用バイオマスを使って二酸化炭素を固定化する技術など、環境問題の解決のための研究を多面的に行っています。
群馬大学理工学部は、明治時代から日本の基幹産業だった繊維産業で栄えた桐生(きりゅう)市にあります。山も川もあり豊かな自然環境に恵まれていますから、環境問題に興味があれば、研究をするには絶好の環境です。

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夢ナビ講義も読んでみよう 人間や環境を守るための環境分析・環境浄化の技術とは?

日本の公害事件の原点、足尾鉱毒事件とは? かつて群馬県と栃木県の渡良瀬(わたらせ)川周辺で発生した、足尾(あしお)鉱毒事件を知っていますか? 19世紀後半から足尾銅山で銅の精製時に発生する有害物質が、渡良瀬川などに流出して公害をもたらした事件で、日本の公害事件の原点と言われています。
その後、1950年代から70年代には、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病など全国各地で公害問題が発生しました。いずれも工場から有機水銀やカドミウムなどの有害物質が河川や海に流出して、環境を汚染したことが原因でした。
土に含まれる分解生成物が銅を無毒化 「環境分析化学」というのは、環境中にある有害物質を分析して、人間や環境にどのような影響を与えるかということを研究する学問です。そのためには水や土壌について時間をかけて広範囲に分析する必要があります。例えば、足尾銅山は1973年に閉山されましたが、渡良瀬川の上流には今でも一般的な川の10倍ほどの銅が検出される場所があります。ただ、長年にわたる分析・調査の結果、すでに無毒の状態になっていることがわかりました。土の中には動植物を微生物などが分解することによってできる分解生成物が必ず入っています。その分解生成物が銅を包み込んで無毒の状態にしているのです。 環境中にある有害物質を分析し、取り除くには 有害物質を取り除く方法として、例えば木に含まれるリグニンという物質が重金属とくっつく特性を利用して、有害な重金属を吸着させて除去する材料が開発されています。また、イタイイタイ病の原因になったカドミウムを含む米の問題に悩まされている中国では、水田を使って米のカドミウム濃度を基準値以下に下げる実験が行われています。
環境汚染対策は人間や環境を守り、持続可能な社会をめざす地球規模での課題です。今後も新しい環境分析の方法や有害物質除去素材の開発が期待されています。

先生からのメッセージ

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私は環境創生理工学科で、持続可能な資源や環境に配慮する技術を研究しています。具体的には環境分析や環境の浄化技術をはじめ、地球温暖化対策として、未利用バイオマスを使って二酸化炭素を固定化する技術など、環境問題の解決のための研究を多面的に行っています。
群馬大学理工学部は、明治時代から日本の基幹産業だった繊維産業で栄えた桐生(きりゅう)市にあります。山も川もあり豊かな自然環境に恵まれていますから、環境問題に興味があれば、研究をするには絶好の環境です。

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