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30分のミニ講義を聴講しよう! 会計史―お金の記録の歴史から見えるもの―

今日、広く一般に普及し、しばしばビジネスの言語と言われる「複式簿記」は、500年以上前の中世イタリアで既に使用されており、しかもその根本原理は今も変わっていません。なぜでしょうか。時空を超えたお金の記録の世界へいざないます。

先生からのメッセージ

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めまぐるしく変化するビジネス社会では、スマートフォンなどの普及によって、10年前は考えられなかった取引が今では当たり前に行われています。あなたは、こういった取引がどのように記録されているか知っていますか? その取引の記録の方法というのは、実は中世のヨーロッパから根本原理は変わっていないのです。
私は、このような会計の歴史を専門に研究しています。興味があるなら、この時空を超えた会計の世界を、ぜひ一緒に勉強していきましょう。

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取引を二つの面でとらえる複式簿記 ビジネス社会でお金の取引を記録したり報告したりする方法で、今日最も普及しているものの一つが「複式簿記」です。この複式簿記の特徴として、取引を二つの面でとらえるということがあげられます。
例えば、商品を現金で購入した場合、「商品が増えた」と「現金が減った」という二つの面でとらえます。借金の場合は、「現金が増えた」と「借金が増えた」の二つになります。複式簿記の定義には諸説があるものの、一つの取引を二面的にとらえる点に相違はありません。
シンプルでわかりやすい複式簿記は急速に普及 さまざまな取引をすべて二つの面から記録をする複式簿記は、中世のイタリアで13~14世紀から始まりました。原理がシンプルでわかりやすいので、急速に普及し、ヨーロッパ全体、さらにアメリカ、日本へと伝わりました。企業の規模が小さいうちは、取引内容もお金の貸し借りなどに留まっていました。その後、事業規模が大きくなり、取引が多様化すると記録の種類も増えていき、利益や損失といった業績を示す項目、さらには、資本金などの項目も出現して、企業の経営成績や財政状態を明確化できるようになりました。記録も一時的でなく、継続して行われるようになったのです。 今、なぜ会計史を学ぶのか 日本では、明治の近代化の過程で複式簿記が導入されました。それまでは、複式簿記とは原理が異なる、日本固有の簿記―しばしば「和式帳合」といわれるもの―で事足りていましたが、世界のルールに合わせるために明治期に複式簿記に変えていったのです。実は、この変化は現在と似ています。今、各国は、経済のグローバル化の中で、自国会計を国際会計基準に合わせようとしています。同じ複式簿記であっても、細部では各国で独自のルールがあるため、これを国際会計基準に合わせるのは簡単ではありません。そこで、重要になってくるのが、過去にどのような経緯をたどって、今の会計のルールがあるかを立ち返ることです。会計史の学びがまさに今、求められているのです。

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めまぐるしく変化するビジネス社会では、スマートフォンなどの普及によって、10年前は考えられなかった取引が今では当たり前に行われています。あなたは、こういった取引がどのように記録されているか知っていますか? その取引の記録の方法というのは、実は中世のヨーロッパから根本原理は変わっていないのです。
私は、このような会計の歴史を専門に研究しています。興味があるなら、この時空を超えた会計の世界を、ぜひ一緒に勉強していきましょう。

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