静岡産業大学 スポーツ人間科学部(仮称)※2021年4月設置構想中 香村 恵介 講師

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幼児期の運動あそびは未来をつくる

30分のミニ講義を聴講しよう! 幼児期の運動あそびは未来をつくる

現在、「運動不足」が世界的に蔓延しています。解決の1つのカギは、幼児期の運動環境にあることがわかってきました。幼児期の運動はどのような効果をもたらすのか。保育現場や社会ではどのような取り組みが行われているのか。その最前線も紹介します。

先生からのメッセージ

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私は「運動嫌いの子どもをゼロにする」というミッションを掲げ、スポーツ健康科学と発育発達学、両方の側面から幼児の運動について研究しています。幼稚園の現場の経験からも、歩き始めの1歳半~小学校入学前の子どもの身体活動は特に重要です。すべての子どもたちに運動の恩恵を届けるには、どんな取り組みが有効なのかも研究の課題です。
子どもが好きで体を動かすことも好きな人は、ぜひこの分野を学んでみてください。将来の子育てにも役立つでしょう。運動好きの子どもを育てることは、健康的で豊かな社会を育む役割も担っています。

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夢ナビ講義も読んでみよう 運動嫌いの子どもをゼロにするための「歩き始め」からのアプローチ

幼児期の低体力が運動嫌いの一因? スポーツ庁が毎年全国で実施している小学5年生を対象とした調査によると、約10%の男女が「運動が嫌い」と回答しています。その子どもたちに運動が嫌いな理由を尋ねると、なんと半数以上が「幼児期から運動が苦手だった」というのです。また、5歳児の体力は小学6年生の体力に関連するという報告もあります。このような結果からも、運動が好きで、運動の恩恵を受ける人々を増やすには、幼児期のアプローチが重要であることは明らかです。 歩き始めの時期から活動的な習慣を 1歳過ぎの歩き始めの時期をいかに活動的に過ごすかが、その後の運動習慣にも関与することがわかってきています。この時期の子どもが、一緒に長い時間を過ごす保護者の関わり方は、特に重要です。例えば、母親の活動量は子どもの活動量に関連しています。保護者が子どもと一緒に外出しやすい社会をつくることが重要です。また、ベビーカーの過剰使用も問題です。ベビーカーに乗っている間は、子どもにとっては不活動の時間です。過剰に使用すると大人のデスクワークによる「座り過ぎ」と同様の問題が生じ、子どもの運動発達に影響する可能性があります。海外ではベビーカーの使用に関するガイドラインが示されている国もありますが、日本での認識はこれからと言えるでしょう。 運動嫌いをなくすための多角的なアプローチ 歩き始めの時期の身体活動に関する発育発達学は、近年注目され始めた分野です。日本では、幼児の体力や身体活動の国ベースの調査は行われておらず、まだ研究段階です。動きが安定しない小さな子どもの活動量を、どのように正確に計測するか、運動の重要性を保護者にどう伝え、どう運動を促すか、「運動嫌い」を形成するメカニズムを解明し、行政との連携や、啓発グッズの開発など多角的なアプローチが必要です。運動嫌いは身体不活動を引き起こし、ひいては将来の健康リスクにも影響します。そのため、運動好きの子どもたちを育成する研究が、今必要とされているのです。

先生からのメッセージ

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私は「運動嫌いの子どもをゼロにする」というミッションを掲げ、スポーツ健康科学と発育発達学、両方の側面から幼児の運動について研究しています。幼稚園の現場の経験からも、歩き始めの1歳半~小学校入学前の子どもの身体活動は特に重要です。すべての子どもたちに運動の恩恵を届けるには、どんな取り組みが有効なのかも研究の課題です。
子どもが好きで体を動かすことも好きな人は、ぜひこの分野を学んでみてください。将来の子育てにも役立つでしょう。運動好きの子どもを育てることは、健康的で豊かな社会を育む役割も担っています。

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