30分のミニ講義を聴講しよう! 多様なデータを繋げて物事の流れを見出す
現在の病院にはさまざまな情報機器やデータベースがあり、絶えず膨大なデータが蓄積されています。それらのデータを十分に活用するため、個々のデータでは見出せないモノゴトの変化を、種類の異なるデータをうまく連携させて見出すための仕組みを紹介します。
先生からのメッセージ
私は「医療情報学」という学問に携わっています。病院内でどのようなデータをどのような形で保管し、利用するかが研究テーマです。現在の病院は、さまざまなデータベースや情報機器が導入されており、患者や医療スタッフを取り巻く膨大なデータが日々、蓄積されています。そのようなデータをいかにして活用すべきか、データ分析やプライバシーの観点から研究しています。
医療情報学は理系、文系両面からの研究が重要であり、これからますます発展していくと考えています。あなたにもぜひ、関心を持ってほしいと思います。
先生がめざすSDGs
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また、このシステムは労務管理にも役立ちます。ナースコールの頻度とそれに対する医療行為を結びつけることで、看護師の負担の規模を推定したり予想したりすることができます。これによってスタッフの増員を行うなど、看護師の労働環境の改善にも貢献するのです。
先生からのメッセージ
私は「医療情報学」という学問に携わっています。病院内でどのようなデータをどのような形で保管し、利用するかが研究テーマです。現在の病院は、さまざまなデータベースや情報機器が導入されており、患者や医療スタッフを取り巻く膨大なデータが日々、蓄積されています。そのようなデータをいかにして活用すべきか、データ分析やプライバシーの観点から研究しています。
医療情報学は理系、文系両面からの研究が重要であり、これからますます発展していくと考えています。あなたにもぜひ、関心を持ってほしいと思います。
群馬大学
情報学部 情報学科
准教授 高木 理 先生