九州大学 芸術工学部 芸術工学科 音響設計コース 尾本 章 教授

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超臨場感音場再生

30分のミニ講義を聴講しよう! 超臨場感音場再生をめざして

音が存在する場、音場を再生するお話をしましょう。例えばコンサートホールの響きを、いかにすごい臨場感で再生するか、というお話です。このためには、物理と数学を駆使した学術的な方法と、創り手の感性と技術による芸術的な手法の融合が有効なようです。

先生からのメッセージ

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「音」、特に建築音響や電気音響と言われる分野の研究を行っています。音に興味をもつようになった明確な理由はありませんが、学際的で大変に面白い研究領域です。物理をはじめ、建築などの工学的分野から、音楽など芸術の分野まで幅広く関係しています。
芸術工学科音響設計コースでは、音に関して多角的に学ぶことができます。芸術、工学、そして心理や整理など、よい音を聴くための研究もできます。興味のある人は、ぜひ偏ることなく耳を開いて、いろいろな分野に関心をもって、九州大学に来てください。

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音場とは何か 音が存在している空間のことを音場(おんば)と呼びます。私たちは、常に音場の中で生活しています。例えば、人と話をしていても、外で話している時と、よく響く場所では聞こえ方もずいぶん違います。これは、音が耳に届く際、直接的に届く音に加えて、壁などに反射したり、散乱したり、あるいは吸収されて減衰したりした音が重ね合わされて届いているからです。音の聞こえ方に直接関係する音場の特徴は周りの様子によって大きく異なるのです。 音場を切り取り、再現するシステム このような音場を切り取って、別の場所で再現する研究開発が行われています。その一つとして、球形状にアレンジした80個のマイクロホンで音を録音し、それを96個のスピーカーを壁に設置した樽の中で再生するという取り組みがあります。音響樽と呼ばれるこのシステムを使えば、例えばコンサートホールのある座席の音場を録音して、別の場所で高い臨場感で再生することができます。再生するときも360度の全方向から音が出るため、まさにコンサートホールで音に包まれる状態を再現することができるのです。 よりよい音場での超臨場感へ このシステムは、特定の音場を忠実に再現することを目的としていますが、単に再現だけでなく、よりよい音作りのために活用することもできます。ミュージシャンは音作りをする場合、スタジオで音源を作って、再生環境に合った音に編集しますが、それと同じく、あえて演出を加えることを考えたものです。よりよい音を作るには技術が必要です。音響樽では、80個のマイクの音を96個のスピーカーに変換するためには、約7000種類の計算を極めて短い時間の中で行う必要があります。この操作は、ある程度までは規則的な計算で可能ですが、最終的に人間の耳を使って調整して、臨場感を超えた臨場感の達成をめざしています。応用にも期待が広がります。例えば360度の映像を再現するVR(バーチャルリアリティ)を応用したゲームなどで、空間の位置情報に合った音の再現にも利用できます。

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「音」、特に建築音響や電気音響と言われる分野の研究を行っています。音に興味をもつようになった明確な理由はありませんが、学際的で大変に面白い研究領域です。物理をはじめ、建築などの工学的分野から、音楽など芸術の分野まで幅広く関係しています。
芸術工学科音響設計コースでは、音に関して多角的に学ぶことができます。芸術、工学、そして心理や整理など、よい音を聴くための研究もできます。興味のある人は、ぜひ偏ることなく耳を開いて、いろいろな分野に関心をもって、九州大学に来てください。

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