この夢ナビTALKは英語翻訳されています。動画の右下の字幕のアイコンをクリックすると英語字幕が表示されます。

30分のミニ講義を聴講しよう! 細胞に魅せられて 形態の不思議

異型細胞=悪性ではありません。細胞の性格と機能は見た目に表れます。この形態学的特徴によって、正常細胞によく似ているけれど本当はがん細胞なのか、がんになる前の細胞かということを見極める、形の違いから細胞を読む、そんな世界を体験してみませんか。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

私の専門は「組織細胞学」と「臨床細胞学」です。大学の授業では、病院の病理検査室で行われている検査に関する講義と実習を担当しています。臨床検査技師には幅広い知識が求められます。人体の構造や機能について、免疫学、血液学、微生物学、遺伝子検査学、臨床細胞学、生理学、病理学などをさまざまな角度から学ばなければなりません。
臨床検査学のなかでも、形態学的分野は、顕微鏡を使い細胞の形や「顔つき」の違いを見て検査します。顔つきの違いからさまざまなことを読み取っていく形態学、興味がある方はぜひ一緒に学びましょう。

この先生が所属する大学の情報を見てみよう

帝京大学(福岡キャンパス)

帝京大学 大学案内2020

パンフを見る

大学公式ホームページ

夢ナビ講義も読んでみよう 細胞の「顔つき」を見て病気を探せ!

正常な細胞には正しい「顔つき」がある 病気の疑いがある時や健康診断などで、体の細胞の一部を採取して異常がないかを顕微鏡で調べる「細胞診検査」というものがあります。検査では標本上にあるすべての細胞の形をチェックします。正常な細胞の「顔つき」と少しでも違うものを探し出すのです。例えば、細胞の核が大きい、クロマチンという部分が増えている、核小体が目立つ、などの変化があると細胞の顔つきが変わります。
しかし、個々の細胞の正常な顔つきを知らないと異常を見つけ出すことはできません。細胞診検査をするためには、たくさんの正常な顔つきを覚えることが重要です。
「前がん病変」を見つけてがんを防ぐ ほんの少しの顔つきの違いを見分けることで、病気の発見だけでなく、病気を防ぐこともできます。細胞の核が少しだけ大きかったり、核のまわりに抜けができたりする特徴を持ち始めた細胞があっても、それらは元の正常な状態に戻る可能性があります。それらを「前がん病変」といいます。若い女性に発症が多い子宮頸(けい)がんや、呼吸器の肺門部(肺の入り口の気管支)にできる肺がんは、前がん病変を見つけることで治すことが可能です。
技術の発達により、女性の乳腺や甲状腺などは細い針で細胞の採取が行われています。また、組織の採取が難しかった膵臓(すいぞう)も、膵管(すいかん)にブラシを通し、こすって細胞を採取できるようになるなど、細胞診検査の範囲は広がっています。
細胞診検査には人間の目が必要 細胞診検査は、臨床検査技師という国家資格を持つ人の中で、さらに細胞検査士の資格を得た人が行います。異常が見つかった時は病理医が最終チェックを行いますが、何も見つからない陰性の場合は細胞検査士のサインだけで臨床に結果を返します。ここで見落としてしまうと患者の命に関わるので、とても責任の重い仕事です。
医療技術は急激に進歩していますが、細胞診検査にはまだ人間の目が欠かせません。これからの高齢化が進む社会では、より多くの細胞検査士が必要となってくるでしょう。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

私の専門は「組織細胞学」と「臨床細胞学」です。大学の授業では、病院の病理検査室で行われている検査に関する講義と実習を担当しています。臨床検査技師には幅広い知識が求められます。人体の構造や機能について、免疫学、血液学、微生物学、遺伝子検査学、臨床細胞学、生理学、病理学などをさまざまな角度から学ばなければなりません。
臨床検査学のなかでも、形態学的分野は、顕微鏡を使い細胞の形や「顔つき」の違いを見て検査します。顔つきの違いからさまざまなことを読み取っていく形態学、興味がある方はぜひ一緒に学びましょう。

この先生が所属する大学の情報を見て見よう

帝京大学(福岡キャンパス)

帝京大学 大学案内2020

パンフを見る

大学公式ホームページ

一覧へ戻る