30分のミニ講義を聴講しよう! コミュニケーションの発達:お話し上手

コミュニケーションは生まれた時から始まり、ことばの獲得によって徐々にスムーズになります。しかし、お話し上手になるための道のりは遠く果てしない。状況に応じたことばの真意が理解できるまでの発達を、コミュニケーションの質的な変化で追ってみます。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

私は言語聴覚士です。言語聴覚士は聞く、話す、読む、書く、食べるといった機能に問題を抱えている人たちをサポートする、ロボットには代わりができない重要な職種です。
授業では、主にコミュニケーション障がいの、特に子どもを対象とした「言語発達障害学」を担当しています。対人関係に問題のある子どもに対して、どのように支援をし、どのように関わったらよいのか、日々そのメカニズム、対応策を研究しています。本学で、私たちと一緒に学びませんか。

この先生が所属する大学の情報を見てみよう

国際医療福祉大学

国際医療福祉大学 大学案内2019

パンフを見る

大学公式ホームページ

夢ナビ講義も読んでみよう コミュニケーションをスムーズにする豊かなことばとは

周りを認識するための道具としてのことば 人はどのようにしてことばを獲得するのでしょうか。赤ちゃんは成長・発達するにしたがって、自分の周りの世界に興味を持つようになり、周囲にあるものが何かを知るために手を伸ばしたり視線を向けたりするようになります。保護者はそれに対して、ことばや表情、態度で応えます。その過程で赤ちゃんはものの名前を覚え、関係性が好ましいものかそうでないかを理解していきます。この段階は保護者との1対1の関係が中心ですが、両者の間にはすでに共感が芽生えています。 他者との関係に配慮した言い回し 保育園や幼稚園に通うようになると、ほかの子どもたちと一緒に生活します。ここで初めて「社会」に遭遇します。それまでは自分中心で、保護者は自分の思いをかなえ、助けてくれる存在でした。しかしここでは、ほかの子どものおもちゃを勝手に取り上げると、相手に怒られたり泣かれたりします。このような経験から、他者にも自分と同じように思いがあり、それをわけもなく踏みにじることはいけないことだと認識するようになります。
小学校ではことばの使い方も変化します。最初は「おもちゃを貸して」という単刀直入な言い方をしますが、「おもちゃ持ってる?」といった間接的な言い方に変化します。そして「持つ」という所有を表すことばが、貸してほしいというお願いの意味にも使えることを学習するようになるのです。
状況を認識して使う豊かなことばへ 同じことばでも状況によって意味が異なります。美しい情景を見て「きれい」と言えば、文字通り「きれい」という意味ですが、汚い部屋で「きれい」と言えば、それは皮肉です。ことばは社会と深い関係があります。周りの状況を理解して使わなければ、他者とのコミュニケーションがスムーズにいきません。ことばの習得とは社会を理解することであり、それは、周囲に関心を持つことと子どもの頃からの他者との関係の積み重ねで、初めて得られるものなのです。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

私は言語聴覚士です。言語聴覚士は聞く、話す、読む、書く、食べるといった機能に問題を抱えている人たちをサポートする、ロボットには代わりができない重要な職種です。
授業では、主にコミュニケーション障がいの、特に子どもを対象とした「言語発達障害学」を担当しています。対人関係に問題のある子どもに対して、どのように支援をし、どのように関わったらよいのか、日々そのメカニズム、対応策を研究しています。本学で、私たちと一緒に学びませんか。

この先生が所属する大学の情報を見て見よう

国際医療福祉大学

国際医療福祉大学 大学案内2019

パンフを見る

大学公式ホームページ

このTALKも見てみよう 英語字幕は英語字幕あり

一覧へ戻る

国際医療福祉大学
福岡保健医療学部 言語聴覚学科 教授
安立 多惠子 先生