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玉川大学 文学部 国語教育学科 中田 幸司 教授

キミはまだ古典文学を知らない?!

キミはまだ古典文学を知らない?!

玉川大学 
文学部 国語教育学科

中田 幸司 教授

30分のミニ講義を聴講しよう!一千年を乗り越えた古典文学のエネルギー

キミの前に現れた古文のコトバは、一千年以上の年月を乗り越えてきました。もし、一部しか読まないで、好き嫌いを感じているならもったいない! 日本古典文学という学問を大学で学ぶとはどういうことなのか、ひとつお伝えします。ご自由にお持ち帰りください。

先生からのメッセージ

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日本の古典文学は長く読み継がれてきました。よく知られている『古今和歌集』や『伊勢物語』、『源氏物語』や『枕草子』などは1000年以上もの歴史があります。こうした作品には、人々が、現代のあなたと同じように悩み、傷つき、喜んで生活をしている情景が細やかに描かれています。
高校時代にはたくさん本を読み、いろいろな経験をしてほしいのですが、「誰かを好きになる」ことも大切です。古典文学に出てくる人々のように、四季を感じながら、多くの人と知り合い、しっかりと好きな人をみつける、そんな高校生活を送ってください。

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夢ナビ講義も読んでみよう1000年の時空を超え、平安の宮廷文学に息づく日本の心

平安時代の宮廷文学 『古今和歌集』や『伊勢物語』、『源氏物語』や『枕草子』は、平安時代の前期から中期に、天皇の周辺にいた人々によって登場してきた宮廷文学です。1000年以上も昔の人々の言葉が、今日まで読み継がれていること自体が、奇跡的なことです。当時は、紙がとても貴重だったはずですし、簡単にコピーすることもできません。人々は、古典文学の作品を一文字一文字書き写し、大切に保管し、後世に伝えてきたのです。また、書き写した人々が、注釈を書き添えたものも、今日に伝わっています。著者だけでなく、読み手の心の動きを追うことができることも、古典文学の魅力の一つです。 古典の中の「言葉」の力 平安の宮廷文学が1000年もの時空を超えることができたのには、さまざまな理由がありますが、その一つは「言葉」の力です。『古今和歌集』を編さんした紀貫之は、「やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける」と述べています。人間の心の中に生まれる感情が「種・タネ」となり、それが熟成して現れたのが「言葉」であるという意味です。『古今和歌集』に収録されている和歌のように、「五七五七七」の三十一文字(みそひともじ)に、自分の心のうちを凝縮して絞り出した「言の葉・コトノハ」の力が、時代を超えて人々の心を揺り動かし、日本人の感性のベースとなってきたのです。 日本人の心のルーツをたどる 例えば、日本人にとって春の花といえば、多くの人が迷わず「桜」と答えるでしょう。それって不思議ではありませんか? 平安時代の歌人・在原業平の和歌に「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」があります。「桜がなければ、春の日々は心穏やかなのに」という意味ですが、ここには、桜に心をときめかせる日本人の、切ないまでの心情が叙情豊かに歌い上げられています。業平が詠んだ桜への思いは、まるで「日本人のDNA」のように、現代の私たちにも受け継がれています。古典文学に親しむことは、日本人の心のルーツをたどることでもあるのです。

先生からのメッセージ

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日本の古典文学は長く読み継がれてきました。よく知られている『古今和歌集』や『伊勢物語』、『源氏物語』や『枕草子』などは1000年以上もの歴史があります。こうした作品には、人々が、現代のあなたと同じように悩み、傷つき、喜んで生活をしている情景が細やかに描かれています。
高校時代にはたくさん本を読み、いろいろな経験をしてほしいのですが、「誰かを好きになる」ことも大切です。古典文学に出てくる人々のように、四季を感じながら、多くの人と知り合い、しっかりと好きな人をみつける、そんな高校生活を送ってください。

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