動画を閉じる

城西大学 薬学部 薬科学科 徳留 嘉寛 教授

「将来は薬剤師!」だけが薬学部ではない

「将来は薬剤師!」だけが薬学部ではない

城西大学 
薬学部 薬科学科

徳留 嘉寛 教授

30分のミニ講義を聴講しよう!化粧品の効果を科学的に考えよう!!

化粧品の効果を科学的に考える場合、化粧品を塗った後に皮膚の中で何が起こっているかを知る必要があります。講義ライブでは、(1)化粧品って何? (2)効果がある化粧品って? (3)化粧品を選ぶ上で知っておくとよいことを、わかりやすく説明します。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

医療や医薬品の目的は「効果」がベースですが、化粧品のベースは「感覚に訴える力」です。例えば、新しい口紅を1本手に入れただけで、その人の気持ちが明るく、楽しいものに変わるのです。これはほかのどんなものにもない、夢のあるものづくりですし、化粧品だからこそ見える世界があります。また化合物がどう肌に影響を与えるかなど、薬学では学ぶことがすべて人間の体に結びついているところも、理学や工学にはない魅力だと言えます。人を幸せにする学問に興味があったら、ぜひ志してください。

この先生が所属する大学の情報を見てみよう

城西大学

城西大学 大学案内2019

パンフを見る

大学公式ホームページ

夢ナビ講義も読んでみよう自分の肌に合った化粧品を見つけるには?

表皮の生まれ変わりには1カ月が必要 皮膚は表皮とその下にある真皮で構成されています。表皮の表面は食品用ラップほどの薄さの角層でできていて、古くなると剥がれて新しいものと替わります。しかし、加齢により肌の代謝が落ちると古い角層が一部残って新しい角層と重なった状態となり、皮膚の透明感がなくなります。一方、表皮が乾燥した状態が続くと真皮のコラーゲンやヒアルロン酸が失われ、シワの原因になります。表皮の細胞が新しいものと入れ替わるには1カ月ほどかかります。 500ダルトンを巡る攻防 皮膚には「500ダルトンルール」と呼ばれる法則があり、分子量500以下の化合物しか表皮を通り抜けません。例えば、ヒアルロン酸の分子量は100万以上と大きく、いくら肌に塗っても真皮に補充はできないのです。そのため化粧品メーカーや製薬会社など、さまざまな分野の企業が分子量の大きい化合物を皮膚内に届かせる研究を行っています。また皮膚表面は油で覆われているので、水溶性より脂溶性の物質の方が浸透力があります。身近なものではビタミンCは水溶性、ビタミンAは脂溶性のため、ビタミンAの方が肌にしみ込みやすいのです。 「化粧品」と「医薬部外品」の違い 近年、肌への効果をうたう化粧品が数多く製造されていますが、厳密に言うと「化粧品」では「美白」「薬用」といった直接的な効果を明示できないため、有効成分の入ったものは「医薬部外品」として販売されています。医薬部外品は体に作用のある成分が含まれていますから、用法・用量を守らないと薬と同様に副作用の危険性があります。また化粧品も医薬部外品も全成分表示が義務付けられており、配合量が多いものから順に記載されています。
一般的に使い心地がいいとされる化粧品にはシリコン系の成分が入っていますし、粘度のあるグリセリンはしっとり系の化粧品には多めに入っています。パッケージのうたい文句より全成分表示をチェックすることが、自分に合った化粧品を見つける近道なのです。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

医療や医薬品の目的は「効果」がベースですが、化粧品のベースは「感覚に訴える力」です。例えば、新しい口紅を1本手に入れただけで、その人の気持ちが明るく、楽しいものに変わるのです。これはほかのどんなものにもない、夢のあるものづくりですし、化粧品だからこそ見える世界があります。また化合物がどう肌に影響を与えるかなど、薬学では学ぶことがすべて人間の体に結びついているところも、理学や工学にはない魅力だと言えます。人を幸せにする学問に興味があったら、ぜひ志してください。

この先生が所属する大学の情報を見て見よう

城西大学

城西大学 大学案内2019

パンフを見る

大学公式ホームページ

一覧へ戻る

城西大学
薬学部 薬科学科 教授
徳留 嘉寛 先生