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30分のミニ講義を聴講しよう!コロケーション入門:英語を話す土台を作る
単語や文法などの学習は英語を学ぶ上で大切ですが、うまく話したり書いたりするには「コロケーション」(連語)の知識が重要です。講義ライブでは言語学の立場からコロケーションが英語発信の土台になること、意味を深く理解するのに役に立つことを示します。
そもそもコロケーションって?
コロケーションを学ぶメリット
コロケーション入門:英語を話す土台を作る
先生からのメッセージ
私の専門は「言語学」です。言葉は私たちのまわりにあふれていて、日本語だけでなく、英語、スペイン語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語など、たくさんの言語があります。中でも身近に感じるのは、英語でしょう。
私は言語学の研究を英語学習に応用する「応用言語学」を、大きな研究テーマの1つとしています。また、研究の成果を辞書や教科書など、教育現場に生かすことにも関心があります。そういったことに興味があれば、ぜひ一緒に研究しましょう。
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英語学習の土台となる「コロケーション」英語の習得には、英単語を覚え、それを文法ルールで組み上げればよいと考えている人が多いでしょう。ところが、言葉のほとんどは複数の単語の慣用的な結びつきでできています。これを「コロケーション(連語)」と呼びます。文法的には間違っていなくても、コロケーションがおかしいとネイティブには変に聞こえてしまうのです。その意味で、コロケーションは英語学習の「土台」というべきものです。しかし、多くの人はそれを理解していません。1つの言葉から多くの表現法を獲得する例えば、「約束(appointment)」という言葉では、「〜と約束がある」は「have an appointment with~」と言います。一方、「〜と約束をする」は、「make an appointment with~」と言います。つまり、約束という意味の英単語を知っているだけではだめで、これらの例にあるような動詞と名詞の結びつきを覚えないと通じる英語にはなりません。
この覚え方だと、「約束をどうするか」という形で横に広げていくことが可能です。また、「約束をする」はtakeやdoではなくmakeを使うことから、それぞれの動詞にどんな名詞が結びつくかを探索することも可能です。学習の効率という点で、1つの単語から多くの表現方法を手にすることができるのです。言語のデータベースを利用して効率的に学習するコロケーションは、辞書でもある程度調べることができますが、「コーパス」という言語データベースを利用すると、その言葉の頻度を含めて用例を確認できます。コーパスは実際に使用されている言葉を収集して、品詞などの属性を付与して集積したものです。英語だけでなくさまざまな言語があります。ネットに接続する環境があれば誰でも利用でき、無料サービスもあります。
外国語の習得は、より多くの言葉に触れ慣れることが大切だと言われています。それを効率的にできるコーパスは有効な手段なのです。先生からのメッセージ
私の専門は「言語学」です。言葉は私たちのまわりにあふれていて、日本語だけでなく、英語、スペイン語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語など、たくさんの言語があります。中でも身近に感じるのは、英語でしょう。
私は言語学の研究を英語学習に応用する「応用言語学」を、大きな研究テーマの1つとしています。また、研究の成果を辞書や教科書など、教育現場に生かすことにも関心があります。そういったことに興味があれば、ぜひ一緒に研究しましょう。