聖徳大学 教育学部 児童学科 准教授 関口 明子 先生

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手遊びを学問しよう!
「むすんでひらいて」や「ひげじいさん」「大きなくりの木の下で」国内だけで手遊びが1万種類以上あるって知っていましたか? 手遊びを実際に体験することを通して、手遊びという教材が、さまざまな学問分野とどのように結びついているかを学んでいきます。
先生からのメッセージ
普段から自分が目にしたもの、出会ったものに対して、アンテナをはりめぐらせて感じる心を持てるよう意識してみてください。小さなことでも構いません。子どもと接することは、小さな発見の連続です。それらをしっかり受け止める感受性を養っておくことはとても大事です。それと同時に、いろいろな人と関わる機会を作り、コミュニケーションの力をつけておきましょう。ピアノや工作などが苦手でも、技術的なことは大学で学べます。人が好き、子どもが好きという気持ちをまず大切にしてください。
先生がめざすSDGs
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「手遊び」が子どもにとってかけがえのない体験なのは、なぜ?
国内だけで1万種類以上ある手遊び
「むすんでひらいて」や「ひげじいさん」「大きなくりの木の下で」など、子どもの頃に慣れ親しんだ手遊びを覚えている人も多いことでしょう。こうした歌に合わせて手を動かして遊ぶ「手遊び」は、日本国内だけで1万種類以上あると考えられています。現代版の「わらべうた」とも言える手遊びの背景を学問の視点からひもといていくと、いろいろと興味深いことがわかってきます。
手遊びを覚えるには何が効果的?
まずは、心理学的な視点から手遊びについて考えてみましょう。現代の人々は手遊びをどのようにして習得しているのでしょうか? YouTubeのような動画サイトなど、今の時代ならではのルートで手遊びに接している人が多いのかと思いきや、実際に調査してみると、友だちや家族、先生から教わったものを覚えているという人が予想以上に多いことがわかりました。心理学では、何らかの対象の行動などを見て、それと同じような行動を習得することを「モデリング」と呼びます。手遊びにおけるモデリングを研究していくと、単に身振り手振りと声が大きければ習得しやすいというわけではないことがわかっています。そこには、相手の人に対する親しみの度合いや、数値化することの難しい表現力など、さまざまな要素が関わっていると考えられています。
子どもの教育に必要な5領域を満たす手遊び
次に言語学的な視点から手遊びについて考えてみると、子どもが手遊びとともに歌を歌うことで、いろいろな言葉を自然と覚えるという効果があります。さらに保育学的な視点から見ると、乳幼児期の子どもに対する教育で重視されている5領域、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」をそれぞれバランスよく教えていくのに、手遊びはとても有効な方法の一つであるということがわかります。
コミュニケーション力を高め、将来よりよい人間関係を築いていけるような情操教育をしていく上でも、家族や友だち、先生との手遊びの時間は、子どもにとってかけがえのない体験になりうるのです。
先生からのメッセージ
普段から自分が目にしたもの、出会ったものに対して、アンテナをはりめぐらせて感じる心を持てるよう意識してみてください。小さなことでも構いません。子どもと接することは、小さな発見の連続です。それらをしっかり受け止める感受性を養っておくことはとても大事です。それと同時に、いろいろな人と関わる機会を作り、コミュニケーションの力をつけておきましょう。ピアノや工作などが苦手でも、技術的なことは大学で学べます。人が好き、子どもが好きという気持ちをまず大切にしてください。
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