30分のミニ講義を聴講しよう!「情報科学」を使って地域の未来を広げよう

私たちが生きている情報にあふれる世界。あらゆる活動には情報をどう扱うかという問題がついて回ります。そんな問題を追究するのが「情報科学」と呼ばれる分野です。情報科学(バーチャル)を利用した地域未来(リアル)の支援についてお話しします。

地域の魅力の伝え方
情報発信力を高める方法
地域活性化のための情報収集
「情報科学」を使って地域の未来を広げよう
受講した高校生のコメント

先生からのメッセージ

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「興味を持ってやることに、勝るものはない」と思っています。若いうちは失敗しても何度でもリセットができます。ですからまず、興味を持ったらやってみることが大切です。そして、わからなかったら大人や専門家に聞いてください。大学は、わからないことがあれば、サポートしてくれる学問の場です。 「情報工学」はすべての分野につながるインターフェイスです。自然の摂理など、すでにある理学と、人類の英知を使ってさらに人が便利に暮らせるための技術である工学の境目を追究する流動的な学問です。

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夢ナビ講義も読んでみよう観光やスポーツにも応用! 情報科学が開く未来への可能性

情報処理技術を生かした観光データ人工知能研究の一分野である「情報科学(インフォマティクス)」は、いまや社会に欠かせないものです。情報処理と聞くと、単にデータを解析する印象がありますが、情報社会の現代においては、そのデータをどう使うか、という応用の部分までシステムに組み込むことが求められています。 情報科学の中でも、特にテキスト情報処理技術を使った観光情報学研究の分野で、現在オホーツク圏の観光ビッグデータの共有基盤を構築するシステムづくりが進められています。オホーツク圏に散在している観光情報を集めて共有し、そこに寄せられる反応や要望を分析、反映してユーザーにフィードバックしていこうというものです。ネットの反応も自動で集めて分析2017年6月、ボーカロイドの結月(ゆづき)ゆかりが、オホーツク観光大使に任命され、話題を呼びましたが、このニュースには実に全国47万人以上がツイッターなどでアクセスしています。こうしたSNSなどでの個人の反応を自動的に検索・抽出して言語処理で分析し、次のアクションへと生かすという、データ収集、分析、フィードバックという双方向のシステムを構築するのも情報科学の重要な役割です。これまでは人の手でアンケートや集計を行っていましたが、情報処理技術により、あっという間に情報収集や統計、分析を行うことができるようになりました。カーリングの戦術分析にも役立つ情報処理技術を使ってカーリングの戦術分析を行う「カーリング情報学」もすでに実用レベルの研究が進み、データ収集と統計、分析を行い、戦術研究に役立てられています。 このように情報科学は、観光やスポーツをはじめとした異分野への応用やコラボレーション、さらには社会へのフィードバックが可能な技術分野なのです。SNSやインターネットで個人が情報を発信できる時代の中で、その情報をどう処理し生かしていくかは、今後の重要な課題であり無限の可能性がある学問分野だと言えるでしょう。

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「興味を持ってやることに、勝るものはない」と思っています。若いうちは失敗しても何度でもリセットができます。ですからまず、興味を持ったらやってみることが大切です。そして、わからなかったら大人や専門家に聞いてください。大学は、わからないことがあれば、サポートしてくれる学問の場です。 「情報工学」はすべての分野につながるインターフェイスです。自然の摂理など、すでにある理学と、人類の英知を使ってさらに人が便利に暮らせるための技術である工学の境目を追究する流動的な学問です。

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