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岐阜医療科学大学 保健科学部 臨床検査学科 高崎 昭彦 教授

唾液・尿一滴で病気判明!未来の臨床検査

唾液・尿一滴で病気判明!未来の臨床検査

岐阜医療科学大学 
保健科学部 臨床検査学科

高崎 昭彦 教授

30分のミニ講義を聴講しよう!血液・唾液一滴で病気判明! 未来の臨床検査

病気発見につながる臨床検査の1つ血液検査。多くの血液が必要で、採血には痛みがともないます。もし1滴の血液で検査できれば、また痛みをともなわない唾液を用いた検査ができれば、もっと気軽に検査が受けられるでしょう。「未来の臨床検査」を紹介します。

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先生からのメッセージ

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臨床検査技師の仕事を続けていく中で、「1滴の血液」から病気が判明する「タンパク質の解析」に興味を持ちました。治療に専念する医師に対し、病気を見つける検査技師の使命がそこにあると思ったのです。この道をめざすには、病気や医療に対して疑問を持つことが必要です。病気って何だろう? 何が原因で病気になるのだろう? そうした興味が学びの第一歩となります。またチーム医療の一員としてのチームワークも大切です。私は大学で野球部の監督もしています。スポーツを通してチームのために貢献できる資質も一緒に養いましょう!

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夢ナビ講義も読んでみよう新しい臨床検査につながるプロテオーム解析

唾液や尿で病気がわかる? 「プロテオーム解析」とは、タンパク質の集団を解析することです。タンパク質は、病気により糖や脂肪の成分が結合するなど、異なった「発現」を見せます。そのため病気特有のタンパク質を見つければ、病気の早期発見はもちろん、病気を防いだり、病気の回復の程度を知ることもできるようになるのです。
そのための検査手法の開発を、いくつかの大学が連携して進めています。今はタンパク質の種類や働きを調べ、データベース化している段階ですが、タンパク質は血液だけでなく工夫すれば唾液や尿からも取り出せるため、将来的には1滴の唾液からでも健康状態がわかる時代が来るでしょう。またこの検査手法を利用すれば、薬でタンパク質の働きを封じ込め、症状を抑えることも可能になります。
応用範囲は予防から治療まで 検査手法が確立されれば、さらに広い分野での応用が期待できます。今行っているリハビリの成果を評価することが可能になるでしょうし、神経伝達に関わるタンパク質が多く確認できれば、アルツハイマー(認知症)の改善にも役立つかもしれません。健康診断でもこの手法を用いれば、「未病(みびょう)」という症状が現れない段階の病気を見つけることができ、早期治療につながるでしょう。
ただし日本の場合は法の規制が厳しいため、臨床実験を行うまでに時間がかかる点が課題です。
広がる臨床検査技師の活躍フィールド 当然、臨床検査技師の役割も、より重要になってきます。例えば、現在肺がんはX線などで調べていますが、検査で見つかったときには、すでに進行していることも珍しくありません。すい臓がんも同様です。それが血液や尿などの検体検査で異常なタンパク質を発見できれば、医療の世界は飛躍的な進歩を遂げるでしょう。
また健康食品管理士などの資格を取得して、補完代替医療の分野で活躍することも可能です。健康食品やサプリメントの安全性を科学的に証明したり、ハチミツなどの成分を調べ、健康食品開発に貢献することも夢ではありません。

先生からのメッセージ

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臨床検査技師の仕事を続けていく中で、「1滴の血液」から病気が判明する「タンパク質の解析」に興味を持ちました。治療に専念する医師に対し、病気を見つける検査技師の使命がそこにあると思ったのです。この道をめざすには、病気や医療に対して疑問を持つことが必要です。病気って何だろう? 何が原因で病気になるのだろう? そうした興味が学びの第一歩となります。またチーム医療の一員としてのチームワークも大切です。私は大学で野球部の監督もしています。スポーツを通してチームのために貢献できる資質も一緒に養いましょう!

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