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東北福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 佐藤 善久 教授

自分らしさを支援する専門職、作業療法士

自分らしさを支援する専門職、作業療法士

東北福祉大学 
健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻

佐藤 善久 教授

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30分のミニ講義を聴講しよう!自分らしさを支援する専門職、作業療法士

作業療法士は心身機能の回復と同時に自分らしさを支援する専門職です。障がいの有無によらず自分らしさは誰もが探し求めるものです。自分らしさを実感できる作業を見つけ・取り組めるように道具や環境、やり方を工夫するための作業科学の視点を紹介します。

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先生からのメッセージ

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障がいのある子どもが生まれると「神様からの贈り物」と考える国があります。この子のために通りやすい道を作り、動きやすくしようと、家族みんなで協力し合い、一生懸命その子の人権を守る環境づくりに取り組むのです。本人だけが変わるのではなく、環境を上手に活用することこそ本当のリハビリテーションだと思います。
私はアイデアをいろいろ持っている作業療法士っていいなと思います。また、そういう人を育てたいと考えています。興味のある人はもちろん、将来人の心に寄り添う仕事に就きたいと考えているあなた、ぜひ一緒に学びましょう。

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夢ナビ講義も読んでみよう患者さんの人権を守り、「その人らしさ」を尊重するリハビリを考える

作業療法士が行う究極のリハビリとは? 「人は作業をすることでその人らしく、健康な生活を送ることができる」と作業療法士は考えています。病気やケガなどが原因で体に障がいが残った場合、リハビリテーションの専門職は機能回復と日常生活に必要な生活技能の修得を支援します。もちろん病院で行われる医学的なリハビリテーションは重要ですが、治すこと、自立した生活を送ることだけがリハビリテーションの本質ではありません。日本ではまだ治すリハビリに偏りがちですが、障がいの有無によらず人はやりたいことの実現が重要であり、道具などの環境を考慮したリハビリテーションが作業療法士の得意分野とも言えます。「自分らしく生きる」を支援することが究極のリハビリテーションなのです。 支援は、その人ごとに異なるアイデアが必要 例えば、病気のため手に麻痺が残っている料理好きな人に「スパゲッティを作ってみませんか?」と提案します。手を動かすのが大変な本人はその提案を「手を使う訓練」だと感じます。しかし作っている間に「おいしいものを作りたい」「誰かに食べさせたい」という気持ちが大きくなっていくのを感じ、麻痺とか健康とかを考えるより、ただおいしいスパゲッティを作ることに没頭します。その中で、料理が好きだったことを思い出し、そこに自分らしさを見出していきます。何が自分らしさにつながるかは、教科書にはない作業療法士の「センス」と「アイデア」です。 患者さんのよりよい生活を一緒に考える 世界作業療法士連盟では「人の作業権(人権)を守ること」を使命としています。麻痺や年齢などを理由に、できないと決めつけるのではなく、本人がやりたいことを大切にします。
日本では医学的なリハビリテーションや認知症のケアも充実しています。しかし「その人らしさ」という部分は十分とは言えず、訓練漬けで自分の目標を失い、苦痛にさえ感じる人もいます。本人の暮らし方や価値観の違いを把握して、よりよい生活を送れるように一緒に考えることが、作業療法士の大切な役割なのです。

先生からのメッセージ

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障がいのある子どもが生まれると「神様からの贈り物」と考える国があります。この子のために通りやすい道を作り、動きやすくしようと、家族みんなで協力し合い、一生懸命その子の人権を守る環境づくりに取り組むのです。本人だけが変わるのではなく、環境を上手に活用することこそ本当のリハビリテーションだと思います。
私はアイデアをいろいろ持っている作業療法士っていいなと思います。また、そういう人を育てたいと考えています。興味のある人はもちろん、将来人の心に寄り添う仕事に就きたいと考えているあなた、ぜひ一緒に学びましょう。

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