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関西学院大学 理工学部 環境・応用化学科 羽村 季之 教授

分子をつなぎ未来を拓く物質化学の最前線

分子をつなぎ未来を拓く物質化学の最前線

関西学院大学 
理工学部 環境・応用化学科

羽村 季之 教授

30分のミニ講義を聴講しよう!分子レゴで分子の世界を作ってみよう!

「すいへいりーべ、ぼくのふね」でおなじみの周期表。元素を組み立てるといろいろな分子ができますが、その形によって光ったり、電気を流したり、薬になったり、とその性質は多彩です。小さい小さい分子レゴを使ってできる分子の世界をのぞいてみましょう!

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先生からのメッセージ

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私の研究室では、分子を作る研究に取り組んでいます。分子は非常に小さなサイズですが、丸、三角、四角など、いろいろなカタチをしており、そのカタチが分子の個性や性質を作り出しています。研究室では、主に今まで世界にない新しい分子を作り、その性質を調べていくという研究をしています。新しい分子を作るのは容易ではありませんが、みんなで知恵を出しながら考え、作っていくプロセスは、クリエイティブな楽しみや夢が尽きない面白さもあります。あなたも研究室のメンバーとして、新しい分子を作ってみませんか。

夢ナビ講義も読んでみようくっつけて、組み立てて、「分子」を人工的に作る!

分子の「カタチ」が「性質」を作る あなたは学校で、「H、He、Li、Be……」といった元素の周期表を習ったり、その元素の模型を使って「水」や「二酸化炭素」などの分子を組み立てたりしたことがあるかと思います。分子は2つ以上の元素がくっつき合って「丸」「三角」「四角」のようにさまざまな構造・形状をしており、そのカタチがそれぞれの分子の特有の性質を作り出しています。近年、これらの分子のカタチ・性質をX線などを使って実際に見たり、調べたりすることが可能になっており、分子を人工的に作る研究も行われています。 テレビやスマホの画面にも活用 人工的な分子を活用した技術の一例として、「有機EL」「有機太陽電池」があります。「有機」とは炭素原子を含んだ化合物のことで、金属に比べて、容易にいろいろな形に加工することができるのが特徴です。有機ELは、電気を流すと発光するという性質を持った分子が用いられており、薄型テレビやスマートフォンの画面に活用されています。一方、太陽の光をエネルギーとして蓄える分子を使ったものが、有機太陽電池です。最近身近になってきたこれらの技術は、実は分子レベルから開発され、作られているのです。 新しいカタチ・性質の未知なる分子も 分子を人工的に作るのは、レゴブロックを組み立てるような簡単な作業ではありません。くっつけるには「触媒」が必要であり、そのひとつが2010年のノーベル化学賞を受賞した「パラジウム」という金属です。そして、マンガなどでよく見かける化学者の実験シーンのように、フラスコ内で異なる物質をかけ合わせて反応させたり、光や熱を加えたりしながら、作り出していきます。最近は、体に有効とされる自然の成分を人工的に作るだけではなく、地球上にない新しいカタチ・性質の分子を作る研究も進められています。新しい分子を作っていくことは、医療やテクノロジーをはじめ、私たちの生活をも一変するような可能性を持った「夢のある」研究分野でもあるのです。

先生からのメッセージ

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私の研究室では、分子を作る研究に取り組んでいます。分子は非常に小さなサイズですが、丸、三角、四角など、いろいろなカタチをしており、そのカタチが分子の個性や性質を作り出しています。研究室では、主に今まで世界にない新しい分子を作り、その性質を調べていくという研究をしています。新しい分子を作るのは容易ではありませんが、みんなで知恵を出しながら考え、作っていくプロセスは、クリエイティブな楽しみや夢が尽きない面白さもあります。あなたも研究室のメンバーとして、新しい分子を作ってみませんか。

このTALKも見てみよう英語字幕は英語字幕あり

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