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東北大学 農学部 生物生産科学科 齋藤 忠夫 教授

世界を凌駕する日本の機能性ヨーグルト研究

世界を凌駕する日本の機能性ヨーグルト研究

東北大学 
農学部 生物生産科学科

齋藤 忠夫 教授

30分のミニ講義を聴講しよう!日本が世界に誇れる「高機能性ヨーグルト」

乳酸菌やビフィズス菌はヨーグルトに広く使用され、私たちの健康を守ってくれます。整腸作用、抗肥満、抗インフルエンザに加え、最近では炎症性腸疾患を防いだり、セシウム137の体内除染をする乳酸菌を使用した「高機能性ヨーグルト」が開発されています。

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先生からのメッセージ

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高校では「生物」を学びますが、食品や腸内の微生物について詳しく学ぶことはまずありません。しかし、微生物学は研究をすればするほどおもしろい学問です。微生物についてはまだまだわからないことばかりです。そもそも自然界で名前のついている微生物はわずか1%ほどで、99%は名前すらついていないのです。このように微生物学は未知の分野が大半ですから、テーマを決めて研究すれば、あなたにも人類に役立つ大発見ができるかもしれません。ぜひ微生物学に興味を持ち大学で学んでみませんか? 間違いなくたくさんの発見があります。

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夢ナビ講義も読んでみよう私たちの腸内環境と健康を守ってくれる微生物「プロバイオティクス」

「悪玉菌」「善玉菌」「日和見菌」 私たちの腸管には、さまざまな微生物が存在しています。腸内細菌は1000種以上、100兆個という膨大な数が存在します。この膨大な数の腸内細菌は、悪玉菌、善玉菌、そして腸内のバランスが崩れた時に優勢な方に加担する日和見菌(ひよりみきん)の3種類の菌に分けられます。
私たちの健康は腸内のこれら3菌のバランスの上に維持されており、便秘などによりそのバランスが崩れて悪玉菌と悪玉菌に味方する日和見菌が増えると、腸内の腐敗や老化が進み癌(がん)などになる危険性が高まります。
腸内で悪玉菌と闘う微生物を増やそう! そこで、腸内細菌のバランスをいかに整えるかという研究が世界各国で進められています。その結果、腸内環境を改善してくれる生きた微生物を積極的に摂取することが有効であることがわかりました。この生きた微生物を「プロバイオティクス」と呼びます。プロバイオティクスは胃液や胆汁などに耐えて生きたまま腸内まで届き、腸管に付着して増殖して腸内の悪玉菌と闘います。機能性ヨーグルトには、プロバイオティクスとして乳酸菌やビフィズス菌が使用されています。腸管に付着する機能が高いプロバイオティクスを含むヨーグルトを積極的に摂取することは健康維持に有効です。 高機能のプロバイオティクスの選別を研究 現在、腸管の大腸ムチン糖鎖に付着し増殖する機能がより高いプロバイオティクスを選抜する研究が進んでいます。
「ビアコア(Biacore)」という機器のセンサーチップに血液型別の大腸ムチンを結合させて人工的に疑似ヒト腸管を作ります。そこにいろいろな微生物を流して反応させ、強く結合して有害菌と闘える菌を特定することが可能となります。この研究が進めば胃や腸管を強力に守る高い機能性を備えたヨーグルトが開発でき、私たちの健康維持に役立つと期待されています。

先生からのメッセージ

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高校では「生物」を学びますが、食品や腸内の微生物について詳しく学ぶことはまずありません。しかし、微生物学は研究をすればするほどおもしろい学問です。微生物についてはまだまだわからないことばかりです。そもそも自然界で名前のついている微生物はわずか1%ほどで、99%は名前すらついていないのです。このように微生物学は未知の分野が大半ですから、テーマを決めて研究すれば、あなたにも人類に役立つ大発見ができるかもしれません。ぜひ微生物学に興味を持ち大学で学んでみませんか? 間違いなくたくさんの発見があります。

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