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京都女子大学 法学部 法学科 南野 佳代 教授

共に生きるリアルを「そうぞう」する法

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京都女子大学 
法学部 法学科

南野 佳代 教授

この夢ナビTALKは英語翻訳されています。動画の右下の字幕のアイコンをクリックすると英語字幕が表示されます。

30分のミニ講義を聴講しよう!法と性別の関係を観察する

法は国が定めた「決まりごと」です。その法では、性別による行動、職業などは制限していませんが、婚姻後は圧倒的に男性の姓を名乗ります。また法律をよく見ると婚姻可能年齢は男女で差があります。こうした法律と性別の関係をジェンダーの視点から考えます。

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先生からのメッセージ

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法が社会の中でどのように働くか、特にジェンダー(男女の差異)との関わりでどうなるかについて研究しています。女性も男性も、役割が固定されるということは、その人が「なりたい自分になれない」ということでもあります。法律の基にある考え方は、「自分のやりたいことを自由に選び、がんばればなりたいものになれる世の中にする」ことです。私たちが「当たり前」「こんなものだろう」と思っていることに問題意識を持ち、生きやすい社会に変えていくためには法律はどうあるべきかをあなたも一緒に考えていきましょう。

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夢ナビ講義も読んでみよう法律をジェンダーの視点から考える

社会の2つの決まりごと 法律は、国が定めた「決まりごと」であり、守らない人は罰せられたり、損をしたりします。おかしいと思ったら訴える機関もあり、その仕組みはきちんと制度化されています。一方、私たちの身近には、慣習、しきたり、ならわしといった、法律とは別の決まりごとがあります。明文化されておらず、誰が決めたかも定かではないですが、私たちは無意識のうちにそれに従った行動をしています。それは時には法律と相反するものであったり、時には法律に反映されていたりもします。 法律には書かれていない「女の子だから……」 「女の子だから○○しなさい」「男の子だから○○してはダメ」など、あなたも言われた経験があるかもしれません。ジェンダーとは、性別で分け隔てをする概念や仕組みのことを意味します。ところが性別によって行動、職業などを制限することは、法律で決められているわけではありません。また例えば婚姻した男女はどちらかの姓(名字)を選び、同じ姓を名乗ることになっています。法律上はどちらを選んでもいいのですが、実際には1996年の調査によると、97%以上が夫の姓を選択しています。世の中の多数の人が「そうなるもの」と思っていることは、必ずしも法律とイコールではないことがあるのです。 ジェンダーから法律の問題点を発見する 法律では、親の同意があれば結婚できる年齢は、男性が18歳以上、女性は16歳以上と決められています。この年の差について、早めに大人と認められて「女性は優遇されている」というとらえ方もあります。一方、女性が中学校修了、男性が高校修了の年齢であることから、「女の子はそれ以上の勉強はしなくていい」という考えの反映とみることもできるのです。問題はこの差が法律で定められ、時代が変化しているにもかかわらず、正しい基準として維持され続けていることにあります。ジェンダーというキーワードは、さまざまな社会と法律の問題点を浮かび上がらせてくれるのです。

先生からのメッセージ

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法が社会の中でどのように働くか、特にジェンダー(男女の差異)との関わりでどうなるかについて研究しています。女性も男性も、役割が固定されるということは、その人が「なりたい自分になれない」ということでもあります。法律の基にある考え方は、「自分のやりたいことを自由に選び、がんばればなりたいものになれる世の中にする」ことです。私たちが「当たり前」「こんなものだろう」と思っていることに問題意識を持ち、生きやすい社会に変えていくためには法律はどうあるべきかをあなたも一緒に考えていきましょう。

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