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京都大学 理学部 宇宙物理学教室 野上 大作 准教授

大いなる宇宙と宇宙科学の広がり

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京都大学 
理学部 宇宙物理学教室

野上 大作 准教授

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30分のミニ講義を聴講しよう!太陽フレアと恒星スーパーフレア

太陽表面での爆発現象(フレア)は、オーロラや磁気嵐など地球にもさまざまな影響を及ぼします。近年の研究で、太陽と似た星で、太陽フレアの10倍以上の規模のフレア=スーパーフレアが見つかりました。さて太陽でもスーパーフレアは起こるのでしょうか?

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先生からのメッセージ

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宇宙というのは驚きに満ちあふれている世界で、私たちの身の回りの常識からは考えられないような現象がひんぱんに起こっています。突発的に起こる天体の爆発現象もそうです。そのような現象の世界で一番観測しやすい環境をつくろうと、本学では岡山天体物理観測所に口径3.8mの望遠鏡の建設計画を進めています。
あなたが大学に入り、専門を決め、大学院に入る頃にはこの望遠鏡での観測研究がどんどん進められていることでしょう。ぜひ一緒に研究しましょう。

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夢ナビ講義も読んでみようブラックホール周辺観測の新展開~ブラックホールのまたたきが見えた~

見えないブラックホール周辺の活動を観測する ブラックホールというと、「重力が強く、まわりのものを吸い込み、光さえ出られない暗い穴」と答える人が多いでしょう。確かに宇宙のブラックホールそのものを見ることはできませんが、周辺ではすごい勢いでものが吸い込まれ、それにともない1000万℃という超高温で光る激しい活動が起こっています。しかし、それは人間が感知できる可視光ではなくX線であるため、そのX線を人工衛星などで観測するという方法でブラックホール周辺の物理現象の研究は進んできました。ところが、このブラックホールの「またたき」ともいえる光を目で観測ができる、そんな現象が最近確認されたのです。 初めて可視光で変動をとらえた! ブラックホールと普通の星が互いのまわりを回っている連星のことを「X線連星」といいます。その中でも突発的に爆発現象を起こすX線新星の1つ「はくちょう座V404星」は正確に距離がわかっている中で地球に最も近いブラックホールを主星に持つ天体です。
2015年、この連星で規則的な光の変動の様子が、初めて可視光で発見されました。この現象がこれまでX線で観測されていたものと同様だったことから、X線観測ではないブラックホール観測の新しいアプローチの可能性が出てきたのです。
臨機応変に観測できるネットワークと望遠鏡で このような突発的な現象の観測をするには、臨機応変に観測できるネットワークと観測施設が必要です。今回は、世界各地のプロの研究者やアマチュア天文家が口径数十cm程度の市販の望遠鏡などでも観測に協力したことにより、明るさの連続観測を実現しました。
ここからさらに踏み込んだ観測、例えば温度、元素、分子などを調べるには「分光観測」が必要ですが、そのためには大きな口径の望遠鏡も必要です。建設計画が進行中の望遠鏡によって、今後のブラックホール天文学の新展開にも寄与することが期待されています。

先生からのメッセージ

先生画像 メッセージ動画

宇宙というのは驚きに満ちあふれている世界で、私たちの身の回りの常識からは考えられないような現象がひんぱんに起こっています。突発的に起こる天体の爆発現象もそうです。そのような現象の世界で一番観測しやすい環境をつくろうと、本学では岡山天体物理観測所に口径3.8mの望遠鏡の建設計画を進めています。
あなたが大学に入り、専門を決め、大学院に入る頃にはこの望遠鏡での観測研究がどんどん進められていることでしょう。ぜひ一緒に研究しましょう。

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